CANNES LIONS 2016レポート⑤

こんにちは。
デジマグラフ西村です。

ついに幕を下ろしたカンヌライオンズ。
祭りの後はやはり寂しいです。おくんちが終わったような感じです。

今回、世界中のビックなアイデアを見ることができました。
ひとまず、個人的に気になったものを挙げてみます。
◎サムスン開発の点字インク

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紙に印刷する感覚で点字を作ることができます。
点字がより身近なものになりそうで、様々な応用が利きそうだなと思いました。
本なども作れそうです。

◎ライフセービングステッカー
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子供の交通事故防止のためのステッカー。
子供が飛び出す写真を道路脇のゴミ箱に貼ります。これは、自治体が各地区に配布するもの。お金をかけずに簡単にできるのが、いいなあと思いました。運転手はスピードを緩めざるを得ません。

 

◎サリーのファッション誌
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これは単純にカッコイイなと。
サリーって何かいいよなとぼんやり思っていたことを、
はっきり形にしてくれたようで、スカッとしました。
黒のサリーからヒビットなバックや靴が覗いているのも面白く、家の本棚に置きたいと思いました。

ほぼ1週間に渡る研修で感じたのは、
良いものはどれも綺麗に筋が通っていて、単純明快だということ。
英語が分からなくても、どんな問題に向かって何のために作っているのか、それが良く分かります。

そして、同世代の活躍も目の当たりにしました。
もうすぐ帰国しますが、頭でっかちにならないよう
次は手を動かしていきたいです。

本当はまだ帰りたくないですが。
(西村)

CANNES LIONS 2016レポート④

こんにちは。
デジマグラフ西村です。

日本を出て1週間。周辺環境にはだいぶ慣れてきました。
夜中出歩いても問題のない、平和な街です。
マーケットの野菜はどれも色は鮮やかで、
近くの青々とした海では新鮮な魚介類がとれます。
ここ南フランスで色彩豊かな画家が数多く生まれているのも分かる気がします。

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夜は、2時過ぎまでディスコミュージックがカンヌ中に響き渡っています。
さすがはセレブの街。港にはバー付きクルーザーが沢山とまっています。

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(企業ブースとしての機能もあり)

会場の話に戻します。今日はモニタールームでムービーを見ることに集中しました。
CMはともかく、制作のプレゼンムービーが見られるのはこの会場のみ。
皆必死でメモをとっています。ここには多様なアイデアが沢山転がっており、とても勉強になる場所です。

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実は年間毎にムービーをまとめたDVDも販売もされています。
カンヌライオンズのサイトで買えますが、金額が約10万ほど。
ここに来る前はとんでない値段だなと思っていましたが、実際に来て見てみると、妥当だと感じます。

私も気になったものはメモしています。
それは明日の最終まとめと共に書こうかと思いますので、続けてよろしくお願いします。

CANNES LIONS 2016レポート③

こんばんは。
デジマグラフ西村です。

カンヌ4日目。強い日差しを浴びてそろそろ疲れが溜まりそうな所です。
今日は特に目を開けられないほど眩しかったです。

そんな中、今日はP&Gのセミナーへ。
P&Gは洗剤や化粧品を取り扱う、あの有名企業。
PRムービーのクオリティの高さは広告業界で有名です。
それらをセミナーで見ながら、ただひたすらに感動。
特に、リオオリンピックに向けたムービーよかった。
“P&G proud sponser mams”というメッセージのもと、作選手を育てた母親にスポットを当てたもので、
ドラマティックな展開と演出で泣かされました。最近もろいです。

カンヌライオンズ会場は室内だけではなく、外にもあります。
ビーチには様々な企業ブースがあり、今日は気になっていFacebookブースに行きました。

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ここでは、食べ物や飲み物が無料で提供されています。甘えてしまいます。
イケイケな雰囲気に少し身が縮まりますが。

残すとこあと2日。あれ行けば良かったとならないように過ごしたいです。

 

 

CANNES LIONS 2016レポート②

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こんばんは。
デジマグラフ西村です。

カンヌ3日目。現地の雰囲気にも少しずつ慣れてきたところです。

今日はやっと授賞式を見れました。

毎日部門ごとに行われているものの、即満席になります。
よって、昨日まで悲しく中継画面を見ていました。
やはり生だと、会場の華やかさや授賞者の輝きを肌で感じることができます。

今日の部門の中では、個人的に”dot”という商品が印象的でした。
点の凹凸で構成された文字盤なしの時計。
どうやって時間を知るのだろうか?と思ったら、
目が見えない人用の時計でした。
毎分変わる凹凸の変化で時間を知ることができます。

まさに、ありそうでないもの…そのラインが僕は一番心に残ります。

英語が分からなくても理解できますし。そして、デザインもスタイリッシュでした。

授賞・入選したものは地下の展示室に飾られています。

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カンヌライオンズでは、
コンセプトボード1枚に制作目的、結果などまとめて出展するのが条件のカテゴリがあります。
(ボードかムービー、または両方)

数々のボードが部門ごとに貼られています。見せ方を研究するために皆必死に写メを取ります。
全部を把握することはないと思いますが、自分がいいと思ったものに関してはしっかり見ておきたいです。
明日は折り返し。日焼けしながら頑張ります。