老舗の観光ホテルから、個人旅行の時代に対応するリゾートホテルへのシフト。

長年、観光ホテルとして親しまれてきた歴史があるため、ホテルのマインドをタグライン、コピーとして整理し、社員にもリブランド後のホテルが目指す姿を言葉で共有できるようにするところからスタート。旧施設名「九十九島観光ホテル」より「９９」のモチーフをロゴデザインに取り入れ、旧施設時代のアイデンティティも内包するリブランドを掲げた。新たなターゲットとなる個人旅行客は検索で施設の情報を調べてからやって来るため、HPは大幅にリニューアルし、情報量を増やした。ホテル施設はお客様とのコンタクトポイントが多いため、各種ツールのデザインの佇まいがブランドの印象を作る大切な要素となる。イベントフライヤーなどはメインターゲットや、配布方法、情報の広がり方を検討し、最適な表現に落とし込んでいる。

ブランディング実施年に170%を達成。2018年には隈研吾設計の新チャペルが完成。