マルチノです。先日のバンコクの研修のレポートです。
行き先はみんなと同じなので、
わたし(と1人の同僚)だけが体験したことを書きたいと思います。
タイトルの通り、楽しい話ではないですが、クレームを入れた話です。
クレームを入れて、自分のことを振り返るきっかけになり、
この旅でいちばん思い出すだろうことなので、取り上げます。
今回、5泊中の最初の3泊は、
いわゆるデザインホテルと呼ばれる「standard Bangkok」に泊まりました。
普通に良かったし、デザインも工夫がありました。
それ系にありがちなハリボテ感もなく・・・
詳細は、みんなが写真付きで書いているので割愛します。
(本当に楽しいホテルだったので、ぜひ読んでみてください!)
ホテル予約係だったので、いろいろ考えました。
デザイン研修に相応しい学びがあり、快適なところ。
ということで探しました。結果みんなが喜んでくれていて嬉しかったなぁ。
旅の後半2泊はどこにするか悩みました。
旅の疲れも出る頃だし、
日本のおもてなしや日本食が恋しくなるのでは?と思い
日系のホテルにしました。
日系とはいえ大体はその国の現地法人が運営していますが
それでも、日系ブランドの安心感はあります。
小学生の姪っ子と台湾に行った時も同じ系列のホテルにお世話になった、安心と信頼のブランド。
の、はずでした。
最初のホテルよりも、より快適で楽な滞在になるだろうなと信じていたのですが
初日の夜、シャワーから金属の匂いのする薄茶色に濁った水が出ました。
途中で浴びるのをやめて、バスローブ姿でフロントに連絡をして
少々お待ちくださいから、部屋で待つこと1時間以上。
やっと部屋を変えてもらえました。
移動先は隣の部屋でした。
わたしの部屋と、その隣部屋だった同僚の部屋が同じ状況だったので、
おそらく共通の配管が錆びていたのかなと想像しますが、
信じていたホテルに裏切られた気持ちになりました。
5つ星のホテルでした。そこに求められる最低限の約束が守られていない、と思いました。
5人×2泊分。みんなの2泊を預けられると思ってここにしたのに・・・
10泊分の信頼はかなり大きかったし、
旅の後半で疲れていてその日は朝も早かったので、
部屋で1時間、髪も濡れた状態で待つことになり、疲れも溜まり、不満も溜まりました。
ホテルのメンバーサイトから、
「がっかりしました」と伝えずにいられませんでした。
チェックアウトの際にお詫びがあり、
日本語が話せるスタッフさんが話をしてくれました。
メンバーサイトに送ったメッセージの内容も把握しておられました。
このがっかり感が、一番旅の思い出に残りました。
自分の日頃の仕事を振り返る機会にもなりました。
信じて依頼をしてくださっているお客様をがっかりさせてないか。
誠実に対話できているか。怖くなりました。
信じてもらえているのはあたりまえではないということを
自らがクレームを入れて思ったのでした。
好きだった相手(ブランド)なので、余計にというのもあります。
この、がっかり感を
覚えておかなければ。
ブランドを信じられる。
それ自体が、とても穏やかで平和なことです。
ブランドのことを作り上げられた虚飾とは思いません。
実際、まごころや改善のかたまりです。
そしてそのことを知り、理解し、ファンになってくださる。
その信頼関係は何て幸せなんだろうと思います。
その幸せな関係を、
自分の分もクライアントさんの分もちゃんと守りたい。
ネガティブな出来事をきっかけに、自覚した日でした。
おそらく、ホテルで唯一、日本語を話せるがために
フォローの矢面に立たされた若い日本人スタッフの男性。
一生懸命で誠実でした。
ホテルというよりも、このかたのフォローや行動を目の前に
「もうこの系列には泊まらない」とは思えませんでした。
もし今後行かなくたって、
わたし一人が行かないだけでホテルは何の影響もありませんが
このスタッフさんとのやりとりで、
ひとつの「幸せな関係」が守られたのは事実です。
ーー
文字だけの記事になってしまうので、旅の思い出を一枚。
印象に残ったレジです。
視線を感じて振り返るとー。
ただならぬ雰囲気は異国でも発されるものなのですね。
(ほとんど日本人しかキャッチできないただならぬ雰囲気なのでしょうけど)
