長崎デザインアワード2016

先日、長崎県美術館で「長崎デザインアワード」の授賞式がありました。
クライアント社の方とお祝いしたかったのですが、その日は動けなかったのでスタッフの西村くんとインターンのコンマさんに行ってもらいました。
デジマグラフのお客様の受賞、入選をご紹介します。

photo:Comma
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授賞式の会場。毎年、美術館の2階で行われています。

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奨励賞 Spectacle Bridge「ピュアチョコ/長崎ハタシリーズ」

眼鏡橋の近くにあるチョコレート専門店Spectacle Bridgeの商品です。
あまり知られていないようなのですが、長崎はチョコ伝来の地です。

長崎のハタ文様は、すでに多くのプロダクトで展開されている長崎の人にはおなじみの文様です。
200以上のパターンがあるそうです。
すでに広く使われるハタ文様を、チョコレートという商品と、今という時代らしさをまとわせたデザインにしました。近年増えている女子旅や若い世代の観光客に手に取ってもらえるご当地土産を目指しています。

もう一つ。こんなに素敵な文様があるということを、
地元に住む自分たちが改めて感じることが大切ではないかと思っています。

近隣のお客様が、来客用に時々購入されるというお話を伺い、とても嬉しくなりました。
店内の他の商品と一緒に遠方のお友達に送ってくださる方もいるようで、
やっぱり地元で愛される商品は広がっていくなと思いました。

◎11月1日から営業時間が10時〜20時になりました!
HP Spectacle Bridge

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授賞式にて。Spectacle Bridgeの橋田さん。おめでとうございます。

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かねこしんぞう賞 「これが最後かもしれない」シリーズ。

「食が豊かな壱岐島。高齢化、人口減少を抱え、いつまで手に入るかわからない商品が多数あります。
私たちの仕事は、壱岐島の「これが最後かもしれない商品」の魅力と、生産者であるおじーちゃん、おばーちゃんの知恵や、小さな農業を伝えること。その営みが続くように応援し、ゆくゆくは後継者となる人の出会いを引き寄せたいと考えています。目指すは「最後にならなかった商品」が壱岐島に生まれることです。」サイトより引用

長崎の離島・壱岐島のゆず加工所のシリーズです。平均年齢77歳。高齢化の悩みは全国的なものですが、過疎化も合わせて顕著な離島の現状。こういった現状や、島の魅力を発信しながら商品を届けたいというご依頼を頂きました。ダイレクトにネーミングして、今後、ゆず加工品以外の商品も加えていけるようにしました。
サイトにもあるように、最後かもしれない商店で発信されたものは、最後にしたくないもの。ずっと残したいものです。店主の豊永さんの優しい思いが詰まったシリーズです。

実際に島に行くと、いい意味で驚きます。確かに高齢化かもしれないけど、過疎化かもしれないけれど、皆さんとてもパワフルなのです。(海外からの観光客も多く、島の隅々にまでWIFIが飛んでいるのには驚きました。泊まりの出張時もサクサク仕事できました!)スマートに活躍される若い人とも出会いました。店主の豊永さんもいつも笑顔で元気。問題を抱えているかもしれないけれど、シリアスよりも、ポジティブ&チャーミングなコミュニケーションが似合うと感じ、ブランドづくりをした案件です。

中でもオススメは「ゆべし」です。なんとも言えない不思議な味。(そのまま商品名にしてしまいましたが)是非お取り寄せしてみてくださいね。

◎お取り寄せできます
HP 最後かもしれない商店

豊永さん、おめでとうございます。

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入選 森長「国産黒ごまカステラ」

超貴重な国産黒ごまを使ったカステラ。国内外のたくさんの売り場に出て行く商品なので、ぱっとみてわかりやすいデザインにしたいと思いました。(担当のWさんはいつも海外を飛び回っていらっしゃいます。)
森長さんは羽山の地元の諫早の会社。ご依頼いただき嬉しかったです。

森長さん、おめでとうございます。

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入選 中野蒲鉾「長崎味彩」

定番の蒲鉾商品をリパッケージ。シリーズ感を出しつつ、競合商品とかぶらないようにしました。(長崎にはたくさんの蒲鉾商品があるのですが、わりとどれも似ています。)
※こちらの商品は長崎県水産加工振興祭にて長崎県知事賞もいただいています。
中野さんのHPにとぶと、ものすごく気になる五輪関係の記事があります。東京オリンピックを数年後に控え、胸熱です!
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入選 チョコレートハウス株式会社「長崎ラスク」「奇跡の復活ラスク」シリーズ

「長崎にもっと素敵なお土産物を増やしたい」という願いのもと開発された商品です。
かわいくておしゃれな中に、お土産ものに求められるある種の「ベタ感」が存在。中のしおりでラベルデザインにまつわる歴史や成り立ちが説明されていて、持ち帰って食べる際も長崎の話題になること間違いなしです。

「奇跡の復活ラスク」は、そもそもなぜ、長崎の教会群がなぜ世界遺産として推薦されているのか?をコンパクトに伝えられるネーミング。東洋の奇跡とも言われる長崎独自のキリスト教の歴史が、正しく理解されることを願っています。

チョコレートハウスさん、おめでとうございます。

追記
ちなみにこの案件では羽山はアートディレクションに専念。デザイナー西村君が中心にデザインを進めてくれました。デザイナーとして初受賞仕事となります。
西村君もおめでとう。

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入選 Spectacle bridge「ピュアチョコ/長崎名物シリーズ」「ピュアチョコ/長崎事始めシリーズ」「spectacle bridgeショッパー」「板チョコ/長崎の風景シリーズ」「板チョコ/長崎名物シリーズ」

Spectacle bridgeはお店のオープン時〜ディレクションから担当している案件でとても思い入れがあります。コンセプトは「長崎らしさをさりげなく」。長崎のお土産として、ギフトとして、長崎らしさをこれまでと違うトーンで取り入れることを共通コンセプトにしています。このコンセプトは設計の百枝さんとも共有していて、クライアント社のこだわりも含め、かなりコンセプチュアルな店舗になっています。テーブルや椅子も長崎が誇る川端装飾さんのプロダクトで統一されています。(クライアントさんの心意気ですね。)

Spectacle bridge さん、おめでとうございます。

追記
こちらも、スタッフの西村君、昨年1年間働いてくれたりーやちゃんがデザインやイラストでアシストしてくれています。おめでとう!

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入選 まちやコスメtefutefu「あぶらとり紙」「フェイスマスク」

修学旅行生がお小遣いで買えるかわいいお土産です。(青春時代はあぶらとり紙が男女ともに手放せなかったのが懐かしいです)パックは、ジャケ買いできるパックがあってもいいんじゃないか・・・という企画で生まれたもの。今は1枚入りも出ています。

tefutefuさん、おめでとうございます。

追記
女の子のイラストはりーやちゃん作。おめでとう!ハンズにもおいてあるので、帰国したらぜひ立ち寄ってみてください。

以上、2016年の長崎デザインアワードでした。

ちなみにグランプリは、いろいろとお世話になっている波佐見の太一窯さん。
アイユーさんの商品も入選されています。

おめでとうございます!

波佐見焼展「あいもこいも」にいってきました。

波佐見焼展「あいもこいも」
2016.10.25→30
代官山ヒルサイドフォーラム

 

搬入日と初日に立ち会わせていただきました。

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設営の様子

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お茶碗を浮かべる波佐見の男性陣。これはこれで素敵な様子でした。

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初めてのカッティングシート。どう考えても器用とは思えないマルヒロの馬場君とマルチノが
この仕事を担当していました。

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前を通る人たちが足を止めていました。

そして、初日。

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実行委員長の石丸さん。

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実演の職人さんチーム。

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かわいい。

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好きな素焼きでワークショップができるコーナー。

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ユニフォームの白衣も、急遽デザインさせてもらうことに。
対応してくださった山﨑マークさん、ありがとうございます。

そして、初日の夜はレセプション。

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おまけ。会場設計の原田さんの心意気。
弊社ロゴやその他のマークが所々に隠されています。
産地にあるもの、予算内ですむものであんなにもすばらしい空間ができるなんてと
現地で改めて思いました。原田さんとはまたご一緒したい。

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デジマグラフではロゴやグラフィック、サイン周りをお手伝い。
タイトルネーミング、コピーワークはマルチノが担当しています。
白衣のデザインもさせてもらっています。
参加される窯元さんや商社さん、実演にたたれている職人さんたちに
負けないようにやろうと思いつつ参加しました。

そして、なんといっても、観光協会の山下さんが素晴らしい動きをされていて
こちらももっとやれることがないかなとか、予定外の制作物をこしらえたりとか・・・
これが「背中を見せる」ということなのかと納得しました。

波佐見町の皆さんには「ディープ!!波佐見町」を皮切りに
「は写メ焼きコンテスト」や加工品のブランディングなど
お世話になっていて、思い入れと愛着がわいています。
ふるさとと呼べる場所はこうして生まれていくのかもしれません。

そんな機会が仕事で得られるなんて、とても贅沢なのだとわかるようになりました。

最後かもしれない商店様/ウェブサイトオープン

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「最後かもしれない商店」さんのウェブサイトがオープンしました。
福岡から壱岐島にIターンした豊永レイコさんによるプロジェクトです。

HP http://saigokamo.com/
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ネーミングやパッケージなどブランディングをお手伝いしています。
ウェブデザインはいつもすてきに仕上げてくださるy2さんです。
「最後かもしれない商店」では、その名の通り、
高齢化や人口減少で生産継続が難しくなっているものを中心に
壱岐島の製品を紹介しています。

長崎の離島・壱岐島のゆずの加工所で作られた
ゆず加工製品3品からスタートし、
これから壱岐島の最後かもしれないいいもの、未来に残したいいいものを
紹介していきます。

壱岐島のゆずの加工所は平均年齢77歳!
毎年「これが最後ばい」と言いつつ元気に作られているという品々です。

個人的な一推しの
不思議調味料「ゆべし」。(あべし、でも、ぐわし!でも、あしべでもない・・・)
島の伝統的調味料です。

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ちなみに、「先日のハッピータウン波佐見まつり」では
「最後かもしれないシリーズ」は真っ先に完売しました。

ハッピータウン波佐見祭り【1日目】

ハッピータウン波佐見祭り初日。

10時のオープン前から入り口に列ができていて、
スタートからたくさんの方で賑わいました。

これまで、展示会などのアテンドや展覧会の経験はあるものの
現場でお金をやりとりする「販売」は初めてのこと。
なれないことに戸惑いましたが
実行委員のみなさんや、お客様にまでも助けていただきつつ
なんとか初日を終えました。

かわいい!とか、面白いと声をかけてもらえるのはとても嬉しかったです。
ありがとうございます。

 

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【DEJIMAGRAPH REAL STORE】長崎、佐賀のお客様の商品を集めて紹介しました。

ワークショップは大場製茶の大場さんにご協力いただきました。
3種の茶葉を自分好みにブレンドし、ネーミングからラベル制作までを行う内容で開催。

こういったイベントになれている大場さんに大きくリードしていただき
「大場さんなしでは無理な初日」となりました。

一番乗りだったのは、親子のお客様。
事前にワークショップの内容をチェックしてくださっていて
娘さんは
前もって、どんなお茶を作るか考えてきてくださっていました。
(つくりたい内容、ネーミングまでとめた「お茶ノート」持参!プロっぽい。)

多くの方に参加いただきました。ありがとうございました。

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反省点はたくさん。
特に序盤で一部のブレーカーを落としてしまい
大変ご迷惑をおかけました。
ごめんなさい・・・!