九州ADCアワード2021を終えて。(小川編)

小川です。
羽山さん、大久保さんに続き
九州ADCアワードの感想を、つらつら綴りたいと思います。
全体的な内容や見どころは、羽山さん・大久保さんがしっかり紹介してくださったので
個人的な思い出と振り返りです。

 

初めての九州ADCアワード

私が初めて九州ADCに参加したのは、約2年半前、
「九州ADCアワード2018」でのエントリーのお手伝いでした。

当時、私はデジマグラフのインターン生。
初めてのことばかりで、何がなにやらアワアワしながら、
とにかくできることを、、、と膨大なエントリー情報を収集して、準備したのを覚えています。

そのときはリアルでの開催だったので
アジア美術館のギャラリーにエントリー作品がずらり。圧巻でした。

審査会後の懇親会では、九州内のデザイナーさん達とお話させていただきました。
皆さんの経験や仕事のプロセス、デザインの手法などを伺い
先輩方がとても大きく、遠い存在のように感じたのでした。

 

九州ADCアワード2021振り返り

今回は新型コロナウィルス感染拡大予防の面も鑑みて
エントリーから審査まで一貫してオンラインでの開催。

部門が細かく分かれていたのも前回と違うところ。
この2年半でWebのご依頼はどんどん増えてますが、
Web部門のエントリー数も前回より増えたような気がします。
地域おこし部門のエントリー数が割と多いなぁという点も印象に残りました。

私も昨年のお仕事をメインに、いくつかエントリーしました。
残念ながら入賞できず、まだまだ力不足を実感してます。

当然、ひとつひとつのお仕事に思い入れを持って向かい合ってますが、
その上で入賞し、クライアントさんに嬉しいご報告ができてたら…と悔しく思います。

お手伝いをするだけだった2年半前と比べると
ほんの一歩前に進んだかなとは思いますが、まだまだこれから。

お仕事として成果を出しつつ、このような場でも評価されるものを
つくれるように精進したいと思います。

もっと多くのエントリーができるよう実績を積み重ねること、
ひとつひとつのクオリティを高めていくこと、
今回の経験を胸に刻み、日々のお仕事と向かい合っていきます。

九州ADCアワード2021を終えて。(大久保編)

こんにちは、デジマグラフ大久保です。

少し時間が経ってしまいましたが、
先日参加した九州ADCアワード2021についての感想を書いていきます。

 

アワードに参加してみて

九州ADCアワードは、
実際の仕事をエントリーするアワードです。

結果、
弊社からは羽山が2つの仕事でランクインしベスト9入賞。
武雄みやげでご一緒した、みずうみデザイン室の濵田さんは、
審査員特別賞(梶原道生賞)を受賞されました。
お二人ともおめでとうございます!
改めて、すごい方たちとめちゃくちゃ恵まれた環境で
お仕事させていただいているなと、、、。感謝です!

また、グランプリに輝いた、
岡崎さん(スタッフの小間さんも!)本当におめでとうございます!

私自身で言えば、
今回初めて自分の関わったお仕事で6つの案件をエントリー。
残念ながらベスト100に入れたものはありませんでした。

もちろん、単純に私の力不足も大いにありますが、
みなさんのエントリーされたものを見て、準備をもっと丁寧に行い、
より魅力的に見せる工夫をできたよなぁというのが今回の反省です。

次回は入賞し、お仕事をご一緒しているクライアントのみなさんに、
恩返しできればと思います。

 

オンライン審査会に参加して

また、今回はオンラインにて審査会がライブ配信されました。
そちらに参加した感想も少しだけお話しさせてください。

https://youtu.be/DaPkbylsNAM
(こちらで審査会のアーカイブが見れます。ベスト9として弊社羽山も参加しております。)

 

審査員特別賞

審査会の中で、事前に決定していたベスト9とは別に、
各県代表の審査員の方々が選ぶ、特別賞が発表されました。
この、それぞれの審査基準に基づいたお話がとても面白く、
個人的にとても勉強になりました。
以下2つが、とくに印象に残ったお仕事です。

 

前回グランプリ永松さん選定
【アローロゴ/AD吉本清隆さん】
https://www.coffee-arrow.jp
1964年創業の喫茶店「アロー」のリブランディング。
長年お店を営んできた店主の思いにしっかりと寄り添われたお仕事。
このお仕事を見て、私ははたしてこれほどの愛情を持って、
依頼主により添えているだろうか、、と自戒させられました。

 

JAGDA岩上さん選定
【sujunロゴデザイン/AD河野喬さん】
https://instagram.com/sujun____?igshid=ah24rzy9olvw
手書きでさらっと書いているように見せつつ、
見た瞬間に圧倒的に綺麗だなと思わせる。
その技術がシンプルにすごいなぁと感じました。

 

ベスト9プレゼン

デザインに関しては、どれも選びがたいほどそれぞれが魅力的だったのですが、
どれだけその魅力を説明できるのかも重要な要素だなぁと感じました。
クライアントさんの作業着を着たり、動画を流したりと、
プレゼンの仕方にもいろいろなスタイルがある、その点も大きな学びでした。

 

 

最後に、会の終盤で九州ADC元代表の伊藤さんが仰られた言葉に、
個人的にとても感銘を受けたので引用して終わりたいと思います。

 

“アートディレクターの仕事で改めて大切だと思ったのは、発見力。
気づく力が軸足になっていく。
物事のチャーミングなところを見つけ出す。
それが弱点だとしても、それが商品の力になっていくのではないか。
それを1つ見つけて、大切に大切に愛をもって育てて、羽化させる。
それがアートディレクターの仕事。
その丁寧で大きな愛が、今回の選ばれた仕事にはどの作品にもあふれていた。”

九州ADCアワード2021特別審査会より引用

 

私自身、今回のADCのアワード並びに審査会に参加して、
こんなやりがいのあるデザイナー(アートディレクター)
という仕事につけてよかったなと改めて思いました。

 

今後は、今回の結果やみなさんの思い・言葉を心に刻みつつ、
より発見力と腕のあるアートディレクターとなっていけるよう、
デザインが大好きだという気持ちを忘れずに、精進していこうと思います。
まだまだ未熟ではありますが今後ともどうぞよろしくお願いします。

(大久保)

九州ADC結果報告など。

羽山です。

今日は、九州ADCのグランプリ選出の審査会でした。(オンラインで)

ベスト9に残った「マメストロ」のパッケージのデザイン。
ブランド誕生の経緯や、
デザインのコンセプトなどをプレゼンをさせてもらいました。

グランプリはとれませんでしたが、
みなさんのプレゼンに刺激をもらいましたし、

グランプリをとった岡崎さんの「石垣琥珀糖」は
お菓子そのものの形が、歴史を反映していて、
実際に形にできていることが素晴らしいなと思いました。

作りたいものを再現する熱量を忘れないようにしたいと思いました。

今回はコロナ対策で、審査から今日のプレゼンまで全てオンラインで開催されました。
初のオンライン開催で難しい部分もあったと思います。
運営の皆様、大変お疲れ様でした。ありがとうございました!

皆さんとのzoomが終わり、お疲れ様でしたとPCを閉じた時に
一気に現実に戻りました。
もっと余韻を分かち合いたかったですね。
やっぱり、集まれる開催が待ち遠しいです。

最後になりましたが、クライアントの皆様に感謝です!

以下、その他も含め 結果報告。

ベスト9

mamestro

 

 

長崎MICEロゴ

ウェブ部門 大賞
湯にも地獄の物語

カテゴリー賞

■オリジナル曲
https://www.youtube.com/watch?v=0qFkmAlinsE
マイメンいつメンの歌/チーム マイメンいつメン/デジマグラフ株式会社

■オウンドメディア
https://mice.nagasaki-visit.or.jp/
長崎MICE/羽山潤一/デジマグラフ株式会社

BEST100

長崎MICEロゴ/羽山潤一/デジマグラフ株式会社

mamestro パッケージシリーズ/羽山潤一/デジマグラフ株式会社

マイメンいつメンの歌/チーム マイメンいつメン/デジマグラフ株式会社

長崎MICE/羽山潤一/デジマグラフ株式会社

くじらの髭/くじらの髭チーム/デジマグラフ株式会社

CHANOKO/チームCHANOKO/デジマグラフ株式会社

mamestro/羽山潤一/デジマグラフ株式会社

今回は、スタッフ大久保さんと小川さんもチャレンジ。
残念ながらベスト100に入ったものはありませんでしたが、
日々のデザインに何かしらいい影響があることと思っています。

僕はチーム要素の強い仕事を中心にエントリーしました。
関わったみんなで喜べるのがいいですね。

たけおみやげを作ろう。

 

みなさんこんにちは、
スタッフの大久保です。

 

今週の水曜は打ち合わせのため、
佐賀県武雄市へ行ってきました。

 

今回参加したのは、武雄市のお土産を開発するプロジェクト。

メンバーは、
全体の統括プロデューサーとして弊社の村川、
そのサポートとして小川、

デザイナーは、
みずうみデザイン室の濱田さん、
パハプスギャラリーの北島さん、
デジマグラフから羽山、大久保
が参加しています。

この4名のデザイナーがそれぞれのチームに分かれ、
切磋琢磨しながら、4つのたけおみやげを作っていくという内容のものです。

 

(打ち合わせの様子)

(担当の亀翁窯さんと)

 

全員、担当する事業者さんとは当日初めてお会いしたのですが、
どのチームも和気あいあいといい打ち合わせができたようです。
私が今回担当させていただく亀翁窯さんは、
武雄焼を使用した陶器のジュエリやアクセサリーを作られています。
今回のリニューアルで、目指すは世界進出!
夢は大きい方が楽しいですよね、という亀翁窯さんのお言葉が印象的でした。
(宣言するって大切なんですね。)

 

宣言するといえば、
私も今から7年前、就活生だった頃に、
クリスマスにハーローワークにいく程度には就活に迷走していたわけなのですが、
そんな悩みながら手に取った本に、
「夢は宣言したほうがいい、しかも具体的に。」
と書いてあり、試しにやってみることに。

 

そんな中で私がイメージしていた姿といえば、
たとえば、ひろーい田んぼの真ん中で、
長靴を履いて泥につかりながら、
商品についてクライアントさんお話しするような、
愚直に寄り添うことができるデザイナーでした。
(イマイチイメージできないなという方は、
下町ロケットゴースト編の竹内涼真さんだと考えていただければ、だいたいあってます。)
(他にも、とにかく資料とmacでバックが重い、ついでに髪はボブとかも書いてました。詳しさが過ぎる←)

 

今回のこのプロジェクトに参加させていただくことで、
会社としてではなく一人のデザイナーとして、
クライアントさんに向き合う機会をいただき、
そんな当時思い描いていたデザイナー像に少しは近づけたのかな、
と勝手に感慨深くなりました。
(実際には、まだまだ周りのみなさんに助けられまくりですが。)

 

 

事業者さんとの打ち合わせ終わりに、
デジマグラフ・濱田さん・北島さんで今後についてのミーティング。

別チームのみなさんの、
徹底したリサーチ、打ち合わせ内容、次回決める事項など、
とにかく学びでいっぱいです。

そんなみなさんと並走するからには、
しっかりご意見もいただきつつ、
よりよいものにしていこうと思います。

 

公式SNSも含めて、
今後の進捗を随時更新していきますので、
以下フォロー&応援、どうぞよろしくお願いいたします。

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次回予告、大久保窯元へ行く。