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ママエール|Interview|長崎のブランディングデザイン事務所 DEJIMAGRAPH
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Client Interview

ママエール

Client Interview

ママたちの
駆け込み寺がつくりたくて、
勇気を出して起業。

ママエール
代表 ヤスダ カナコさん
[インタビュー・執筆]
藤村 志乃笑
[撮影]
宮崎 慎也

お客様は、
事前にしっかり調べている。

マ :

ヤスダさんと初めてお会いしたのは、講師として招かれた女性起業のセミナーでした。

ヤ :

セミナーに参加した時はクリエイティブの事務所がどこにあるのか、どうやって探せばいいかもわからないという状態でした。配布されたパンフレットを読んだら、見たことがあるロゴやお店がいっぱい載っていたので、頼みたいと思いました。あと、直接顔を見てセミナーを受けてみて、大丈夫だと思ったのも大きかったです。いきなり何も情報がないところに頼むのは不安なので。セミナーの中で、スタートから関われるといいものができるとお話されていたのが印象に残って、帰り際にアポを取りました。

マ :

そうでした。アポをいただいた時は「今はまだないサービスを始める予定です」とだけお話を聞いていたので、初回の打ち合わせまであれこれ想像していました。そして、その内容が助産院だと知って。「コウノドリ」というドラマや、長崎大学産婦人科の先生方とのお仕事を通してどんなお仕事かは知っていたつもりですが、私自身がお産を経験していないので、イチから教えていただきました。

ヤ :

初回の打ち合わせでは自分の思いの丈を全部聞いてもらうという時間だったと思います。私自身がビジネスを始めるのが初めてだったし、漠然と自分がやりたいことをやりたいというだけではこの仕事柄ボランティア精神になりがちだし、ケアの部分ばかりになってしまうと思うんです。デジマグラフさんに依頼をすることで、私はビジネスをするんだという心構えができました。打ち合わせを通して自分の頭の中が整理できました。
そして、この仕事を背負っていくんだ、継続していくんだという決心が固まりました。思いつきで作ったネーミングやロゴではそういう気持ちにならなかったと思います。そこにお金かけると?と言われたりもしましたが、かけるべきだと思っていたので。

マ :

実際に提案からやり取りを重ねて、どう感じられましたか?

ヤ :

私がやりたいことを一つ一つ形にしてもらっていると思いました。私がやりたいことはこういうロゴになるのか、ネーミングになるのかと嬉しかったです。複数の提案の中からママエールにしたのは、私のやりたいこと全部が含まれていると思ったからです。

マ :

ヤスダさんが計画されていたサービスは、すべてママを応援するものだったのでそのまま名前にしました。ママエールの特徴は、お産のときだけではなく気軽にいつでも頼れる存在だということ。それを伝えるために「いつでも頼れる助産院」というタグラインを作りました。ヒアリング前までは、正直、助産師さんは「お産の時と、定期的な健診の時にお医者さんよりも近い距離感で対応してくれる人」というイメージしかなかったんです。

ヤ :

そう思われがちです。そして実際にそういう機会しかないことも多いんです。産後のお母さんは心身ともに疲れていますので、気軽に何でも相談できる助産院を作りたかったんです。気になることがあるから誰かに聞きたい、おっぱいが出ているのかの不安。いろんなことを溜め込まずに、すぐに頼れる場所がママエールです。

マ :

ぱぱっと相談したり、ケアをお願いしたりできるって頼もしいですよね。辛くなるのをふせぐというか、予防というか。中でも素敵だなと思ったのは、赤ちゃんを助産師さんに預かってもらえるお預かりサービス!友達にプレゼントしたいと思いました。時間はプレゼントになると思ったから「タイムギフト」を提案しました。

ヤ :

実際にギフトに使ってもらっています。お昼寝したりランチに行ったり、髪を切ったりするほんの数時間が、ママの心身に必要だと思うから、ご家族からも贈ってほしいです。たとえ家族でも、具合が悪いという理由以外でベビーを預けにくいという声は多いんですよ。

マ :

私の妹には子どもが3人いるのですが、産後で実家にいるときに私も帰省して泊まったことがあったんです。リビングで朝方まで仕事をしている間、何回も妹が起きてくるんですよね。仕事は自分でコントロールできるし予定を変えられる。もう限界って思ったら寝ればいい。でもそれができない子育てのハードさを垣間見ました。しかもこれが何日も続くわけで…。よく「眠たい」と言っていました。この頃の妹にプレゼントしたいです。

ヤ :

まさにそんな時に使っていただきたいですね。お悩みがあるときも気軽に頼っていただきたいです。

ママエール

「やりたいことが
形になっていったかんじ」

マ :

お客様はどこ経由でママエールを知られるんですか?

ヤ :

長崎市の新生児訪問や、メディアに出たのを観たなど、いろんな媒体を経由して知ってくださっているようです。自治体の新生児訪問では、お名前と連絡先しかわからないのですが、事前にショートメールでサイトのURLを送って、顔を見てもらえるのは好評です。Webサイトやパンフレットでママエールがどんなところなのかとか、どんな人が来るかわかると安心ですよね。自治体の紹介がきっかけであっても、そこからラインの友達登録などもしてくださって。気軽に相談もいただいて、まさに「いつでも頼れる助産院」になったと思います。当初イメージしていたユーザー像である「自分自身や自分の時間を大切にしている方々」に届いている実感がありますので、その輪が広がればと思っています。自分を必要としてくれている一人ひとりの方を大切にしていきたいです。

マ :

サイトやパンフレットで安心いただいているようで良かったです。

ヤ :

今現在60名の利用者さんがいるのですが、そのうち3分の2がリピーターさんです。さらにベビー預かりのご利用者さんは、ほとんどがリピーターさんです。預けるまでのハードルが高いということなんでしょうね。最高10回くらいご利用されています。

マ :

リピート率すごいですね。ヤスダさんの安心感があるからこそですね。ちなみに、事前にサイトやパンフを見られた際のお客様はママエールにどんなイメージをお持ちなんでしょうか。

ヤ :

まず、かわいいって言われます。そこに込められたメッセージを伝えると、なるほどとか、ヤスダさんがやりたいことだよねとおっしゃっていただいて。私が感じたことをお客様も感じてくださっています。明るくて敷居の低い助産院を作りたいと思っていたのでデザインや言葉があることでそのことがやりやすくなりました。タイムギフトをオーダーいただくことが多くて、その時に自分で作ったロゴシールを使っているのですが、ロゴがあるからそういうこともやりやすい。便利です!

マ :

活用していただき嬉しいです。

ヤ :

のちのち、自分にゆとりができたら広告も込めてグッズも作りたいと思っていたけど、その余裕がないくらい忙しくしています。

ママエール ママエール
ママエール
マ :

ロゴや屋号をご依頼していただきましたが、コストは気になりませんでしたか?自分で考える方も多いです。

ヤ :

起業は気合が入るから、何でも自分でやろうとしがちです。でも、赤ちゃんのケアやおっぱいのケアでも、餅は餅屋ということがあるので、プロに任せたほうがいい部分だと思ってお願いしました。インスタをアップするとか、画像を設定するとかは自分でします。でもそれ以上のことはお願いしたいです。

マ :

情報発信は頑張られていますよね。

ヤ :

公式サイトは更新してもSNSにシェアするのが面倒だな…と思ってしまうのですが、ウェブデザイナーさんがアクセス解析してくださって「SNSから来てる方が多いですよ」と励ましてくれるんです(笑)だから頑張ろうと思っています。

マ :

「ヤスダエール」のチームでこれからもサポートさせていただきます。

ママエール ママエール

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