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崎永海運株式会社|Interview|長崎のブランディングデザイン事務所 DEJIMAGRAPH
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Client Interview

崎永海運株式会社

Client Interview

ブランディングは
社員のモチベーションも上げる。

崎永海運株式会社
代表取締役社長 北川 栄太さん
[インタビュー・執筆]
藤村 志乃笑
[撮影]
宮崎 慎也

ブランディング成功例として注目されることの多いたかしま農園さん。
実は、当初のご依頼内容は「パッケージをひとつ作り変えたい」というものでした。
ブランディングに取り組み始めた頃についてお話を伺いました。

ご依頼内容から大きくはみ出した
提案になりましたが、いかがでしたか?

箱1つの予算しか考えていなかったのに、ほとんど全体の提案でしたから、当然費用面は大きくはみ出してしまうなと思いました。しかし、これくらいやらないと消費者は気付いてくれない、売り上げも上がらないのではないかといった話し合いを重ね、それには納得できました。目標は売上アップですので、目標達成にシビアになれば妥当な道筋だと思いました。実は依頼時点で、これでうまくいかなかったら事業自体を見直さなくてはいけないというタイミングでもありました。それもあって、「よし、いっちょうやってみよう!」という気持ちになりました。
ゲストは、巻末のインタビューページでインタビュアーと執筆を担当してくださった「CREATIVE OFFICE とらこや」の戸田かおりさんです。ゲスト・インタビュアーとしてお迎えします。

初回提案を見たときにはいかがでしたか?

いわゆるブランディングの提案は初めてでしたので、全体の提案を見ると、驚きがありました。そして、やってみたいなという気持ちになりましたね。初回のプレゼンでは今とは全く雰囲気の違う案が出ていましたが、農園のスタッフや農作物そのものらしいデザインに改良されていきました。

ご担当者として大変だったことはなんでしたか?

トマト事業そのものは、社員皆がそれぞれ愛着のあるもので、元のパッケージやロゴに親しみがありました。ですから、それが変わるということそのものに、
私も含めて多少なりとも抵抗はあったと感じます。今回のブランディングが前向きな変化であると感じていただけるように心がけました。

崎永海運株式会社 崎永海運株式会社 崎永海運株式会社
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ロゴは、決定後にさらにいい案が思いついたと
再提案させていただきました。

そうでした(笑)。社内でも、これでいこう!と決まっていましたので、その1週間後に、やっぱりこちらの方がいいと思うと羽山さんが言い出した時は、びっくりしました。社内で多数決までとって、しかも元のロゴ案に票がたくさん入りました。普段は物静かな羽山さんが「どうしても新しいロゴでいきたい」と引き下がらずに意見される姿に、最終的には「プロの意見に任せよう」と決めました。多数決とは違う選択ですが、デザインのプロの意見の方が正しいのではないかと信じて…。今のロゴを見ると、やはりこれでよかったなという気持ちになります。

ブランディングをしてよかったと思われることは何ですか?

売上の目標、ビジョンの実現などを果たすことができています。しかし私がブランディングをして最もよかったと思うのは、社員のモチベーションが上がったことです。もともと味には自信があったので、そこにいいデザイン、いい名前が加わり、自分たちも自信を持ってPRできるようになりました。バイヤーやお客様から良い反応が返ってくるのが嬉しいし、ブランディング後にはテレビや雑誌の取材も増えました。「おいしいですね」「かわいいですね」と言われたら、もっとやるぞ!という気持ちになるものです。全体会議でも以前は少しおとなしかったトマト事業部の社員が、今は一番発言するし、ビジョンを語れるようになっています。それがブランディングの効果として最も実感しているメリットです。トマト事業部の社員はもちろん、他の部署の社員もみんな、「うちのトマト」として愛着を持ってくれていると感じます。

崎永海運株式会社
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今後のビジョンを教えてください。

ブランディングの過程で、たかしま農園はどんな農園で何が大切なのかを言葉でまとめました。「どんなものも、甘く濃くつくる農園」として皆で意識を共有しています。今後も、日頃からブランドに対する意識を高めて、より一層揺るがないブランドとしたいですね。

たかしま農園 Creative

崎永海運 Creative